2005年10月24日

マッサージチェア

私は家電量販店に寄ると、たまに展示品のマッサージチェアに座る。

目的はもちろん、買うことではなくタダでマッサージを体験することにある。
反則的で不道徳ではあるが、マッサージチェアは非常に心地良く、クセになるのだ。

終わったあとは全身が驚くほどスッキリ貴理子。しかもそんなに疲れていない時でさえも、やたらスッキリする。「終わったあとでこんなに楽になるということは、自分でも気づかないほどに疲労が溜まっていたのだな」と実感するのだ。

妙に体が軽くなるし、何と爽快なことか。リュックさえあればすぐに登山にでも行けそうな勢いさえある。勢いがあるというだけなので実際は行かないが。

まあこういったマッサージチェアが家にあればそれはそれでベストなのだろうが、どうせ買うとしたら「コリセンサー」とか「足もみ」とか、至れり尽くせり機能満載の高級機がいい。
しかし、そういった高級機は40万円以上もするし、現実的にはおよそ手が出ない。
そういうわけで、ついつい家電量販店で失敬してしまうのだ。

ただ、あんまり長い時間座っていると他のお客さんや店員さんに不愉快な顔をされそうなので、小心者の私はたいてい「全身コース」を1回だけ試して、あとは逃げるようにさっさと立ち去る。
店員さんごめんなさい。でも、宝くじ当たったら買うと思います。
いえ、ありがたく買わせていただきます。

そういえば数年前も友人のMうち氏と一緒に、この「買わないクセにマッサージチェア」を実践した。お互いちょっと離れて着席したのだが、座ってしばらくすると、メーカーの営業と思われる若いお姉ちゃん店員がやってきて、Mうち氏に話しかけていた。

私はその光景を横目に、なぜコッチにも来ないのだ?と思った。
ストレートに表現すると、ちょっと羨ましかった私。ちょっとした敗北感。若干自意識過剰だ。
いや、でも、巧みなセールストークや思わせぶりな接客でローンを組まされてもちょっと困る。金はないが。

私がそういった、しなくてもいい葛藤をかかえている間も、お姉ちゃんはずっとMうち氏とトークをしていた。

で、マッサージをひと通り終えて店を出るとき、やはりというべきか、Mうち氏は大層誇らしげにお姉ちゃん店員の話をふってきた。

本当に羨まし…うぇ、ごほっ、いや、冷静に考えれば何も誇ることはないだろう。
でも、正直に言うと、誇りたくなる気持ちもなんとなくわかる。
もし逆の状況なら、私もそうしただろう。
むしろ私の場合だと、数ヶ月間そのネタを自慢し続ける気さえする。危険だ。

書いているうちに自分の小ささをひけらかしてしまったところで、今回の日記を終わる。
posted by aasa at 13:58| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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