2005年09月03日

ビバ!明石海峡大橋

先日「明石海峡大橋ブリッジワールド」に参加してきた。
簡単に説明すると、あの明石海峡大橋の普通では行けない場所(管理用通路・主塔のてっぺん)に行けるというイベントなのだ。ちなみに主塔とは、橋全体を上からワイヤーで吊るしている、橋の途中にある塔のことだ。

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ただこのイベント、毎日やっているというわけではなく、毎週木、金、土、日曜のみうで、1日につき午前と午後各30名ずつしか参加できない。しかも、あまりの人気のためか土日に関しては再来月まで予約でいっぱいという状況なのだ(2005/09/03現在)。

参加要件に関しては該当ホームページを参考してもらうことにして、今回は少しばかりレポートをお届けしよう。

参加当日、JR西日本の舞子駅を下車。私は午後の部(14:00〜)で予約をしていたので、腹ごしらえに舞子駅の近くの洋食屋でオムライスを食べ、集合場所である「橋の科学館」まで歩く。駅からは迷うことなく5分ぐらいで着いた。

で、13:40になると受付が開始される。受付の女に「予約番号は?」と訊かれるのだが、そんなものは覚えていないので自分の名前を言った。ちょっと戸惑いながら、とりあえず受付が済む。で、参加費の2100円を払い、そそくさと科学館の2階の研修室のようなところに行く。

研修室(?)は自由に座れるというわけではなく、あらかじめ席が決められているので、ホワイトボードに書かれている自分の名前の席に着席。机には体験に必要なアイテムが用意されていた。

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ブリッジワールドオリジナルのヘルメット、ヘルメットと頭の間に挟む紙製のキャップ(画像右)、無線レシーバー、そして画像にはないがやたらポケットの多いメッシュ地のチョッキ、ネックストラップ、リュック(希望者のみ)がある。

これらのアイテムを見るとやっぱかなり危険なのかとちょっとビビると同時になんだかワクワクする。逸る気持ちを抑えつつ、案内係のオッサンの指示に従いながらアイテムの使い方や注意点をひとつひとつ確認していく。が、この注意点(「カメラや携帯は必ずネックストラップに」「貴重品以外はなるべくこの部屋に置いていくように」等)というのがかなり多く、若干窮屈な思いをする。まあ、安全上のことなので仕方ないのだが。

で、説明が終わると部屋を真っ暗にして明石海峡大橋ができるまでのVTRを視聴する。なんか、中高生時代の社会の授業を思い出した。「ああ、そういや昔こういうの退屈だったな…」
と思って適当に見ていたが、ふと周りを見るとみんな結構真剣な眼差しでちょっと驚いた。まあたしかに、プロジェクトなんとかっぽい試行錯誤や苦労もあったりしてそこそこ見ごたえもあるのだが。

で、VTRが終わるといざ出陣…かと思いきや、今度は科学館1階の展示室で橋の構造に関わる色々な展示物をひと通り見ることになる。これはギネスの認定証やら模型、実際の材質が展示されていてなかなか見ごたえがあった。まあ、よくある展示館といえばそんな感じなのだが、やはり「これから実際に橋を歩き、登るぞ!」という気持ちがあるので否応なく興味がそそられるというものだ。

さて、で、いよいよ実際に橋を歩くこととなる。


まず「アンカレイジ」と呼ばれる、橋のメインケーブルを固定している重石の部分に入っていく。
ここは一般に見物できるゾーンとなっているのだが、その先のいわゆる管理用通路は、この橋の管理者や我々「明石海峡大橋ブリッジワールド」参加者しか入ることが出来ない。

というわけで、いよいよその禁断のエリアへと入っていった…。

管理用通路は海面から遥か50メートルの高さ(最も高いところでは60メートル以上)。通路の地面は、よく道路の端にある溝に網状の蓋のようなものがかぶせてあるが、あれの巨大版でできているだけ。まあ、要するに足元は格子状になっており、下を見ると、50メートル下に広がる海面が見えてしまうというわけだ。

はっきり言って怖い。大の大人でも腰が引ける。

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私の撮影技術が未熟なためか画像ではそう怖い感じはしないが、実際に生で見ると物凄く怖い。
汚い話になるが、試しに海面に向かって唾を落としてみたところ、海面に落ちるまで10秒以上もかかった(と思う)。まあ、50メートルといいうのはそれぐらい高いというわけで、たぶん、落ちたら死ぬだろう。

ちなみに管理用通路の両端には、滑り込めば大人の体が余裕でスッポリ抜け落ちるぐらいの大きさの隙間があったりもする。しかも、地面には思わずつまづいてしまいそうなヘッコミもあるのだ。

で、てくてくと通路を歩いていく。この日は快晴だったので、適度なスリルと相まって潮風が非常に気持ちよかった。

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歩きながら周りを見渡すと、出発したアンカレイジ側(本州・神戸側)の海岸線も見渡せた。

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東側を見ると、海のはるか彼方には関西空港がある(案内のオッサン談)という。
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で、1キロぐらいだったか、ひたすらてくてく歩いたぐらいのところで主塔のふもとに到着。ここからは参加者が3班に分かれてエレベーターでてっぺんまで移動する。こういったところのエレベーターはなんだか非常に不安とうか、怖いのだが、大丈夫か?

私の班の全員と、案内役のオッサンが乗り込むと、てっぺんにつくまでの間、オッサンが暇つぶしにうんちく話をしてくれた。万が一に備えてエレベーターには非常用の水やうちわがあるのだとか。一瞬、なんでうちわかと思ったが、このエレベーターは管理用なのでもちろん冷房もなく、結構蒸し暑い。そういうわけでうちわが置いてあるのだそうな。

そういえばエレベーターに乗り込んでから結構時間が経つが、まだてっぺんに着かない。というか、わずかな振動すらもない。そう、オッサンはうんちくに夢中になりすぎていたがためにエレベーターのボタンを押し忘れていたのだ。オッサン、何気においしいな。

で、今度はボタンを押し、着実にてっぺんに向かう。主塔のてっぺんは海面から約300メートルもの高さになるが、意外に早く着いた。エレベーターから出て、通路を軽く通って、天井のハッチ蓋のようなものを開ける。空が見えた。

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なんだかイージス艦のてっぺんのようだが、そうだとすれば我々はいささか頼りない自衛隊か。まあそれはどうでもいい。

で、ここで案内役のオッサンに班ごとに記念撮影をしてもらえる。これは後で現像してプレゼントしてもらえる、ちょっと粋な計らいなのだ。

記念撮影の後は基本的に自由行動。みんな写真を撮ったり、ワイワイするので、私も色々撮ってみた。

真下を見下ろすとこんな感じ。主塔の上からでないと撮影できない貴重な一枚だ。
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で、見渡すとこんな眺望。眼下には素晴らしいパノラマが広がる。横位置で撮影すればよかったかな?
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ちなみにこの反対側(淡路島側)も見られるが、ちょっと霞んでいたのと、逆光だったのとで撮影はしなかった。

で、この後は来た道を戻って、研修室(?)でアンケートを書いて記念写真とかをもらってツアー終了となる。普段なかなかできない経験ができて大満足の一日だった。2100円という値段も、科学館の見学料も含まれているし妥当なところかな。

おわり
posted by aasa at 17:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 冒険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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明石海峡大橋ブリッジワールド(兵庫県)
Excerpt: 「明石海峡大橋ブリッジワールド(兵庫県)」に関連するブログ記事から興味深いもの...
Weblog: ブログで情報収集!Blog-Headline/travel
Tracked: 2005-11-19 22:57


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