2005年08月28日

映画館にて

先日映画館に行った時の話だ。
私は窓口でチケットを買おうと行列に並んでいた。いくつかある窓口に対して行列はひとつ。行列の先頭の人が順次空いた窓口へと進むいわゆる「フォーク型」の並び方だ。

で、おとなしく並んでいると背中から腰にかけて妙に何かが当たることに気づく。振り返ってみると、私を抜かそうとすぐ後ろのおばはんがトッシング(突進)してきていたのだ。

いくら大阪のオバハンといえどもルール違反も甚だしい。そう感じた私も体をはってオバハンの横暴をブロックする。右へ出れば右、左へ出れば左。

しかしそこでオバハンの仲間が言った。

「一列に並ぶんやで」

どうやらオバハンは「フォーク型」の並び方を理解していなかったらしく、窓口がひとつ空くたびに直接窓口まで出ようとしていたのだ。

で、仲間の一言によりやっと状況を呑み込めたオバハン。「も〜よう言わんわ」というようなベタなリアクションで適当にごまかしていた。

その後、上映10分ぐらい前に再び映画館に行った。すると今度は爺さんが劇場の人員整理のスタッフにブチ切れながら叫んでいた。

「ワシは〇〇の株主や!お前みたいなん辞めせたろか!」

どういう展開で彼が怒ったのか詳しくは知らないが(多分人員整理の仕方に関することだとは思うが)、もう子供じゃない良い大人なんだからもう少し冷静に…という感じがした。
たぶん私だけでなく、その場にいた多くの人がそう感じていただろうと思う。まあただ、この光景は見ていて少し面白かった。

で、いよいよ映画を観る。ドキドキワクワクの展開にスクリーンに釘付けになり、ストーリーもついにクライマックスというところ。あろうことか私の隣のオバハン同士が喋り出したのだ。

「いや、私最初この人○×や思ってたんやけど…」

知るかそんなもん!
さすがの私も久々に発狂寸前だ。時々観賞中にトイレに行く人がいるが、あれは生理現象なのでまだ許容範囲だ。むしろその手の人は気の毒に思ったりすることすらあるが、このオバハンの「喋り」だけは無神経も甚だしい。喋りは理性で抑えられるだろうに。
先述の並び方を勘違いしていたオバハンの方がまだ可愛く思えた。

しばらくして少し落ち着くと、今度は後ろの方から携帯電話の着信音が鳴りだした。

その日の客層は爺さん婆さんおっさんおばはんが多かったので、多分犯人は若者ではない。それにしても、この一件も私の映画に対する集中力を低下させることになった。

だが、またしばらくすると着信音が鳴り出す。恐らく同じ人だろう。さっきも鳴らしたのにまだ電源を切ってなかったのか。もう何というか、呆れた。映画に対する集中力は既に30%以下。

さらにまたしばらくすると隣のオバハンが喋り出す。

……。

もう何も言うまい。残りの約10分間、私は手で片耳を塞ぎながら映画を観ざるを得なかった。

「まったく最近の若い奴は…」とよく言う人がいるが、人生経験豊富なエルダー層がこれではなぁ、と嘆きつつ、今回の日記を終わる。

posted by aasa at 02:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | いわゆる日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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