2005年08月02日

極めろダンディズム

男に生まれてきたならば、一度は憧れるであろうダンディーな男。ではダンディズムを極めるためには何をすれば良いのだろう?

その前に、ダンディズムにもいくつか種類がある。私が考えたのは大きく分けて二種類。それが「孤高的ダンディズム」と「紳士的ダンディズム」だ。

前者は次元大介的な、たとえば「バーボンしか飲まない」、「女に媚びない」というような己の信念を貫くタイプで、やや内向的でアウトローではあるが、時には敢えて突き放す優しさも併せもつダンディズム。危険な香りがプンプンだ。

後者はジェームズ・ボンド的な、レディーファースト、謙虚、礼儀・身だしなみはきっちり、しかしジョークを飛ばす洒落っ気もあるという社交的なダンディズムとなる。セレブ的ダンディズムというべきか。
ちなみにあくまで私の主観による独自の分類と定義づけなので、これについての反駁はご容赦頂きたい。

では、今回はこのうちの孤高的ダンディズムに私がチャレンジした時の話を紹介しよう。

泰平ルーム.jpg


まず、ダンディーというからには身だしなみから入らねばお話にならない。自分のダンディズムに対してのイメージはまずジャケットだ。できればブランドものが良いが、私はそういったものに全く興味がなかったので、そこらで買った1万円もしないジャケットを着た。中は若い人ならTシャツでも良いが、おっさんの場合はボタン付きのシャツの方がしっくりくる。私はボタン付きのを選んだ。

ちなみに孤高派の場合は不精髭を生やしていてもOKだ。あまりきっちり手入れをしすぎると紳士派になってしまうので、敢えて手を入れず、媚びない男をアピールする。また孤高派は粋好みという設定なので、キッチリしすぎずあえて不精髭などで少しだけ崩すというスタイルをとるのだ。

次はBGMだ。ダンディズムのイメージにはジャズがぴったりなので、迷わずジャズを選ぼう。私はあまりジャズに詳しくないので、適当にテレビで見たことのある小林桂をセレクトした。私の目指すダンディズムBGMとはやや異なったが、これはこれでまあよしとする。
もしかしたら孤高派の場合はハスキーな女ボーカルやボーカルなしの方がより似合うかもしれない。

最後は飲み物だ。これはバーボンやウイスキーなどの渋めのリキュールを選びたいところだ。私はそれほど酒に強くないのでウイスキーのハーフロックにしてみたが、いかんせん家にグラスがなかったのでマグカップで飲まざるを得なかった。まあ、これはあからさまに大失敗だ。ムードがなさすぎた。

(ちなみにお酒が飲めない体質の人はエスプレッソなどを飲むとダンディズムの相応の雰囲気を堪能できると思われる。)

ただ思うに、孤高的ダンディズムというものは喩えていうならウイスキーのようなものだろう。付け焼き刃ではなく、長年の歳月の積み重ねという熟成を経て完成に至る。また、人生の苦味や独自の風味も必要で、しかしそれは同時に甘い女を寄せ付けない。甘い女はカクテルのような甘い男を選ぶのだ。

そういった意味では、今回の私のダンディズムごっこはかなり浅はかなものだったといえる。安物のジャケット、よく知らずに買ったCD、マグカップでウイスキー…。

そんなことだから孤高的ダンディズムの美学でもある「敢えて突き放すという優しさ」を実践してみたのに「最低!」と怒られてしまったりするのだろう。

まだまだダンディズムを極めるには修行が足りないことを痛感したところで、王将のギョーザでも食べながら今回の日記を終わる。


<以前のコメント>
Commented by ててて at 2005-08-02 20:38:16
久々に寄ってみました。そんなもんよ。白馬の王子様夢見る女の子も実際王子様が白馬に乗ってきたらひくねんて。多分AASAさんより年上やろけど俺の服B系OVER XL。
Commented by fmttfbsky at 2005-08-03 01:50:27
俺も一度トライしてまったく同じ結果でしたしかもまったくお酒が飲めない人間なので一口でただのゆでダコになってしまいましたまあ、俺の場合はそんなことに挑戦してるヒマがあるなら就職しなきゃだなと心底ブルーになりました
Commented by AASA at 2005-08-03 03:59:06
>てててさん

そうですね。もう開き直って自然体です。ダンディズムは50歳越えたぐらいにまた挑戦してみたいと思います。

>fmttfbskyさん

同志ですね。失敗に終わっても、それが人生の糧としていつか役に立つ日が…来れば良いですが。いつかダンディ喫茶でバッタリ出会えることを楽しみにしています。
posted by aasa at 06:17| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 概念 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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