2005年07月14日

検閲の定義

なぜ、このブログで急に検閲の話か。そう思った方も少なくはないだろう。じつは、私もわからない。思いつきで適当に書いている。ちなみに私は法学部出身ではないし、憲法についても大学の公務員講座でさらりとかじった程度だ。
さて、検閲の話だが、最高裁の判例によればその定義は…

「行政権が主体となって、思想内容等の表現物を対象とし、その全部又は一部の発表の禁止を目的とし、対象とされる一定の表現物につき網羅的一般的に、発表前にその内容を審査した上、不適当と認めるものの発表を禁止することを特質として備えるもの」

と、まあ判例文特有の長ったるく、なんとなくわかるような、何やらよくわからないような感じだ。こんなものを丸暗記しろなどと言われた日にゃあ、私なんぞは突如腹痛を訴え、便所に駆け込む。

しかし、この判例文・つまり「検閲の定義」を丸暗記していた後輩がいた。
大学の公務員講座の授業中、秋元康ふうの先生に「検閲の定義は?」とあてられて、上記の「行政権が〜(中略)…備えるもの」を何も見ずにスラスラと答えるのである。
恐ろしい…。彼にガリ勉のイメージは一切なく、失礼ながら見た目はどちらかというと「いかにも」遊んでそうなキャラだ。
茶髪だし、おしゃれ髭も生えている。ファッションもなかなか格好良かったと思う。
そんな彼が検閲の定義を丸暗記していたという事実には、私だけでなく教室中がどよめいた。彦摩呂風に言ってしまえば「うわ〜、六法全書や!判例のインストールや!」と、なりそうだ。

とにかくその時の彼は、男の私でさえいつも以上に格好よく見えた。女に至っては、もはや大変なことになっていたに違いない。さすがにこれは答えられないだろうと思っていたであろう秋元康も、目を丸くしながら「格好良い」と絶賛していた。

で、その日から私も一生懸命検閲の定義を丸暗記しようとしたが、三日坊主で終わってしまったことは言うまでもない。
まあ彼は法学部で憲法のゼミだからとか、今は最高裁判例よりも芦部説のほうが多数派だからとか、適当に言い訳をする格好悪い自分をさらけ出したところで今回の日記を終わる。
posted by aasa at 03:26| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 回顧録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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