2005年12月25日

ネゴシエーターごっこ

友人などから電話がかかってくることがあらかじめわかっている場合がある。

そういう時、私はハンズフリーセット(イヤホンマイク)を携帯電話に装置し、着信に備えてスタンバイをすることがある。

別に車を運転しているわけでもなく、部屋にいるにも関わらずだ。いや、むしろ部屋にいる時の方が良いかもしれない。
なぜなら「ネゴシエーターごっこ」をするためだ。

さながら交渉人・真下正義のような面もちで「私は警視庁の敏腕ネゴシエーターだ」と念じる。強く念じる。

相手は、特に強迫やからかいをしてくるわけでもなく、当然ながら予定どおりの話を振ってくるが、こちらは過剰なまでの真剣モード。人質が危ないかもしれないからだ。

じっくりと耳を澄まし、声の抑揚や話の内容に注意する。

時折、こちらから有効的な質問を投げかけたり、意図的に「間」をおいたりせねばならないのでわりと忙しい。

マイクを握り締める手が少し汗ばむ。気をつけろ。ここは慎重に待ち合わせ時間を決めなければならない。

むっ、午前中の待ち合わせだと。こっちは起きる自信がない。せめて14時ぐらいでなければ。

「昼ごろはどうかな?朝は起きるの寒くないかい?」

ん、犯人が躊躇している。もう一押しだ。

「じゃあ、15時に梅田で良いね?」

おっ、相手が拒否した。せめて14時にしてくれと。
よし、心理作戦は成功だ。

そういったしょうもない駆け引き(ネゴシエーション)を経て、最後にリモコンのボタンを押したところで通話終了。

携帯電話の画面に通話時間が出ているが、あえて壁の方の時計を見る。

「06分02秒か。よし、犯人は必ず現場にやってくる」

疲れた中に見せる達成感のようなものを味わいながら、ネゴシエーターごっこ終了。

まあ、本当に暇な時にしかやらない遊びだということで、日記を終わる。
posted by aasa at 21:49| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 移動体通信系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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